株式会社アクト・アカウンティング

サイトのリニューアルにあたって 〜当社が目指す会計、その2つの側面〜

 ベンチャー企業などによるビジネスコンテストやピッチイベントは、ここ数年で大変盛んに行われるようになりました。多くの起業家達が自らの事業の使命・ビジョン・戦略を華々しくプレゼンし、聴衆には提携を模索する異業種の大小企業、投資家、金融機関、起業を目指すビジネスマンや学生などが集い、彼らも野心あふれる眼差しでプレゼンターの話に聞き入っています。 

 ここでの主役は、起業家という人間と、その戦略です。ここには情報開示プランや会計方針などが入り込む余地はなさそうに思えます。少なくとも、私が参加したビジネスコンテストでは、起業家による自社の「開示」や「会計」についてのプレゼンテーションは聞いた事がありません。
 
 なぜなら、経営者にとっての会計とは、”制度上どうしても必要なことを満たすためのツール”に過ぎないからでしょう。これは経営者だけの認識ではありません。公認会計士・税理士のような職業専門家や、企業の財務や経理を担当されている方々のうち相当多数も、同様のお考えではないかと推測します。
 
1. このWebサイトの最大の目的は、”会計=つまらないツール”という考え方に対する反論にあります。当社は、会計がビジネスコンテストの主役になり、起業家が自社の会計の素晴らしさを競い合うようになる光景が当たり前になる事を目指します。その実現のために、会計の知られざる顔を事例とともにご紹介して参ります。
 
2. これは同時に、当社からの業務プロポーザル、また当社サービスラインを示すものとなります。会計事務所や監査法人等による営業は、見込みクライアントの担当部署にフォーカスして行われることが一般的であろうと思います。特に一定規模以上の会社が相手であれば、その傾向が強くなります。当社は、必ずしも特定の経営者や担当部署に限定せずに、このWebサイトを通じて、会計の活用案をご提案する事を出発点としたマーケティングを展開して参ります。